|
 |

|
 |
 |
 |
|
 |

中野にある昭和レトロな名曲喫茶”クラッシック” Photographs (C) 2003 Mamiko |
|
 |
|
 |
 |
 |
|
|
|
|
|
|
| ◆昭和へタイムスリップできる名曲喫茶”クラシック” |
|
もう少しで文化遺産の域に達せそうな、昭和レトロな名曲喫茶”クラッシック”です。渋谷にも確か、レトロな名曲喫茶”ライオン”というところがありましたが(今もあるのかな?)、中野にあるここは、また趣が違いました〜
昭和5年(1930年)創業以来、ほとんどそのままの状態で保存・運営されているようで、入口の戸はゆがみ、薄暗い店内の床はきしみ、階段は抜け落ちそう、目につくもの全てが黒くすすけ、革張りのイスはところどころ破れ、そしてかかるクラッシック音楽は、アナログレコードと竹針の為にすごいパチパチ音です!しかし何でしょう、この胸がしめつけられる感覚は・・昭和の時代に多くの思い出が詰まった人は、ああ、こんな時代があったな〜と、懐かしさで胸がいっぱいになると思います。昭和レトロ博物館などにある”過去の昭和”ではなく、ここにはまさに”生きた昭和”があります。明るく、小奇麗で、合理的で無駄のない平成のコーヒーチェーン店には欠けている”何か”が、ここにはあります。音楽鑑賞にひたりたい人は1階席、談話したい人は2階席へ。2階席では皆さん、かなり大きな声でお話しておりました。
また、掲載後にクチコミいただいて知りましたが、店内にたくさん掛かっている絵は、画家でいらした初代オーナーの作だそうです。
※入り口で飲み物を注文してから席につきます。戸を開けるまでが勇気がいりますが、一度入ってしまうと何てことはないです。メニューは珈琲とジュースしかなく(両方400円)、珈琲の方は思いきりアメリカンでしたが(笑)、他のサイトで見た情報とは違って、お水はお酒のカップじゃなくてコップで、ミルクはマヨネーズのフタじゃなくて、ちゃんとミルクピッチャーに入って出てきましたよ(笑) サンプラザ前・吉野屋のある路地を入ってすぐのところにあります。
【その後】
中野の隠れシンボル「名曲喫茶クラシック」が閉店しました。ドアの隅の小さな張り紙には、次のように書かれていました。 「先代美作七郎が戦後まもなく喫茶店クラシックを開いて以来、長年にわたりご愛顧いただきましたが、当店は1月31日をもちまして閉店いたしました。先代以来のご愛顧に感謝の気持をこめお知らせします。平成17年2月15日 喫茶店クラシック」
ニュース記事を読むと、先代の七郎さんが亡くなったあと、一人娘の良子さんが跡を継いだそうですが、その娘さんも3年前に急逝し、その後は遺言もなく相続する人もいなかったため、国の管理となっていたそうです。 親子2代で守ってきた昭和の喫茶店、大勢の人の心に思い出を作ってきた名物喫茶が、2005年1月31日、中野の路地裏でひっそり幕を閉じました。
|
|
|
 |
|
|
|
|